手紙屋
喜多川 泰 『手紙屋』 (ディスカバー・トゥエンティワン)
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就職活動に出遅れ、将来を思い悩む、
大学4年生の「僕」は、
とあるカフェで奇妙な広告と出会う。
その名も『手紙屋』。
10通の手紙のやりとりをすれば、
夢を実現させてくれるというのだが…。
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2007年、発売されてすぐに読んだ本ですが、
当時、この主人公と同じようで、
少しだけ違う場所で、
アタシも仕事に関して悩んでました。
何か変わるかな?
何か変えられるかな?
そんな小さな期待と共に読んだ本ですが、
うんうんと頷ける部分が多く、
そっかそっか!と納得出来る部分が多く、
仕事で悩む度に、
10通の手紙が教えてくれることを、
読み返して、自分を励ましてくれた1冊。
なんてことはない一言一言に、
考えさせられ、励まされ、
また明日頑張ろうって思わせてくれ、
行き詰まった時、支えが欲しい時、
今より前に一歩踏み出す勇気が欲しい時、
その力を分け与えてくれる1冊。
就職活動を控えている人達、
今まさに就職活動中の人達、
入社したけれど何だかなと行き詰っている人達、
老若男女問わずに、
是非、1度は読んでほしいと思います。
余談ではありますが…。
是非読んでもらいたいと思う人に、
この本をあげてしまったので、
今となっては読み返せないので、
ちょっと淋しい感じではあります。
この本は、アタシが生まれて初めて、
著者への接触を試みた、
そんな心に残る本でもあります。
著者の喜多川氏から返事が届いた時には、
子どものように喜んだ記憶を、
今も、昨日のことのように思い出せます。
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